皮膚科全般
皮膚疾患全般の診療を行なっておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
|
|
|
|
|
フォルダライト(R)Ⅲ
フォルダライト(R)Ⅲとは

フォルダライト(R)Ⅲは、白斑、乾癬など各種皮膚疾患を治療する全身型紫外線治療器です。
100WのナローバンドUVBランプを32本装着した立体型照射器であるため、全身にわたる病変部を一度に治療することができます。
通常、紫外線治療では週に2~3回の通院が必要ですが、セッション1回当たりの治療時間は3~5分です。
全身型
全身性の適応皮膚疾患の治療に適しています。
病変の無い部位は、衣服を着用したまま、或いは遮光布で覆ったまま照射を受けるとUVの影響を受けません。
様々な安全機能
- フォトセンス(R)コントロール:最大治療時間が設定されているため、過剰照射リスクを軽減します。
- 何らかの異常があった場合、すぐに照射を停止できるスイッチが機器内部にも付いています。
- ドアが開くとランプが消灯するため、外部へのUV漏れを最小限にとどめます。
適応疾患
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、尋常性白斑、類乾癬、菌状息肉症、強皮症、その他の難治性皮膚疾患
VTRAC(ヴィトラック)
VTRAC(ヴィトラック)とは

ヴィトラックは、白斑や乾癬などを治療するターゲット型UVB照射器です。
病変部にだけピンポイントで治療できる上、他の光線療法(PUVA、ブロードバンドUVB、ナローバンドUVB)や内服薬、外用剤とも併用できるのが特徴です。
治療効果を感じられるまでの時間が短い、かゆみがおさまるのが早い(乾癬の場合)、副作用のリスクがすくないなど、期待の最新紫外線治療です。
ターゲット型

病変部にのみUVBを照射する、ターゲット型です。 UVBを広範囲に照射すると、正常部位への色素沈着や発がん性の リスクの心配がありました。 ヴィトラックの場合、UVBが照射されるスポットサイズは6.1cm×3.1cmと小さく、 正常部位へのUV曝露が少ないのが特徴です。
高輝度

光を照らすと、光の先はだんだんと弱くなります。弱い光をいくら照らしても遠くまで届きませんが、強い光なら一瞬であっても遠くまで照らすことができます。
高輝度の光で、ワンショットごとに深くまで光がしっかり届きます。
ヴィトラックの適応
尋常性白斑 | 尋常性乾癬 | 掌蹠膿疱症 | 扁平苔癬 | |
類乾癬・菌状息肉症 | 皮膚T細胞リンパ腫 | 円形脱毛症 | 強皮症 | アトピー性皮膚炎 |
ヴィトラック Q&A
- Q.痛みはありますか?
- A.まれに、ちりちりとした感覚がありますが、痛みはほとんどありません。お子様や年配の方でも安心して受けていただくことができます。
- Q.どんな治療?
- A.ヴィトラツクで治療する部位を決め、正常部位を保護しながらハンドピースをあて、光をワンショットずつ照射していきます。従来の全身型治療と違い、疾患部をピンポイントで照射するため、短時間で治療できます。(疾患の面積により時間は異なります)
- Q.どのくらいのペースで治療を受ければいいですか?
- A.症状によつて治療回数は異なりますが、週2~ 3回のペースで継続すると良いでしよう。数回の治療でかゆみがおさまる、色素が出てくるなど、実感される方もいらつしやいます。
- Q.今、他のUVB治療も受けています。
- A.他のUVB治療も含め、内服薬や外用剤とも併用できます。詳しくは、医師にご相談下さい。
- Q.ヴィトラックはどんな人に向いた治療?
- A.ターゲツト型治療器のヴィトラックは、下記のような方におすすめです。
- 全身型治療器では光が当たりにくい部位、または影になる部位に疾患のある方
- 従来の治療効果がそれほどあらわれていない方
- 疾患の面積が小さい方
MiraDry(ミラドライ)

ミラドライは皮膚を切ることなくわきが・多汗症治療を行う最新治療です。
マイクロ(電磁)波エネルギーを利用して、汗腺(水分子)をターゲットとし、
わきが・多汗症の原因であるアポクリン腺、エクリン腺の機能をなくして
いきます。
失われた汗腺は再生しませんので手術同様、長期間の効果をもたらします。
主な魅力
■切らない(非侵襲的)
物理的に切らないことで合併症などのリスクが大幅に減り安心して治療を受けていただけます。
また、厳格な臨床試験及び病理学的研究成果でも絶賛を受けております。
すでに米国FDA(FDA 510k Clearance)も取得しています。
■傷のない治療
ミラドライでは皮膚表面を切ることがないので、傷痕が残らず審美性を維持できます。
片側約20~30分の治療になります。合計約60分の短い治療になります。
■長期間の効果
外科的手術と同じく長期間の効果が期待できます。
効果も治療終了直後から実感していただけます。
■治療後でも日常生活可
術後少しの腫れは見られますが日常生活も可能です。
ただし運動や入浴は控えていただくことになります。
ミラドライの特徴
ミラドライは、マイクロ波を利用して、わきが・多汗症を治療します。
マイクロ波は極性分子(水分子)に選択的に吸収されてエネルギーが熱に変換されます。
マイクロ波加熱は、熱伝導や対流を無視でき、かつ急速で均一に加熱されるという特徴があります。
ミラドライは水分の多い汗腺をターゲットとして、汗腺付近にエネルギーを集中させていきます。
またエネルギーの集中により、汗腺以外への影響が最小限に抑えられます。
わきが・多汗症の原因である「アポクリン腺」「エクリン腺」が集中する層へマイクロ波を照射します。
冷却されている表皮から真皮は抵抗が少ないので、エネルギーはより深部へ。
マイクロ波の周波数は、エネルギーが真皮を通過しやすく皮下脂肪で抵抗を受けるものが選択されています。
このため、皮下脂肪層と真皮の境界にエネルギーが蓄積されることになります。
そしてエネルギーは汗腺に吸収されていきます。
ミラドライシステムは熱の及ぶ深さと照射幅を最適化するように設計されています。
ミラドライの冷却システムは、ハイドロセラミック・クーリングによって表皮から真皮にかけて冷却していきます。
この冷却によって表皮部分は熱から保護されます。
皮下脂肪層の抵抗と表面からの冷却によって、熱の影響は汗腺があるエリアに集中して、脂肪層より深部への著しいダメージはありません。
ミラドライ - 他の治療との比較
ミラドライ![]() |
手術![]() |
ボトックス注射![]() |
|
傷跡の有無 | 無し | 有り | 無し |
効果 | 永続的 | 永続的 | 3~12ヶ月 |
わきが治療として | 有効 | 有効 | 有効 |
多汗症治療として | 有効 | わきには不向きな場合も | 有効 |
日常生活の影響 | 問題なし | 2・3日の安静が望ましい | 問題なし |
治療時間 | 約1時間 | 1時間以上、 4時間のケースも |
約30分前後 |
■傷跡の有無
切開行為を一切行わないミラドライでは傷跡が残るということはありません。
■効果
ミラドライによって治療された汗腺は基本的に再生しませんので外科的手術と同じく長期間の効果が期待できます。
効果も治療終了直後から実感していただけます。
■わきが治療として
もちろんいずれも有効です。予算やシチュエーションに合わせた選択が可能です。
ミラドライの「安全で傷つけずに永い効果を」という新たに登場したコンセプトに興味をお持ちいただいたらご検討ください。
■多汗症治療として
手術療法でポピュラーである剪除法はわきがの原因であるアポクリン腺の除去を目的とした手術です。
多汗症の原因であるエクリン腺は目視での除去が難しいためこの術式では不向きな場合もあります。
交感神経切除手術というものもありますが手のひら・足のうらへの効果が期待できるものでワキへの効果はあまり高い信頼性を得ていません。
■日常生活の影響
最も影響が少ないのはボトックス注射ですが、効果は実施数日後~数ヵ月後までと期間限定の治療法です。
手術の場合は2~3日の安静が推奨されており、仕事などは続けて休める日に受ける必要があります。
ミラドライは術後から数日若干の腫れはありますが仕事や日常生活を休止する必要はありませんし、 シャワーなども当日から可能ですので 日常生活に制限を受けることはあまりありません。
■治療時間
ミラドライは約1時間で治療が完了するため、術中・術後いずれも体への負担の少ない治療法です。
ミラドライ - 治療の流れ
カウンセリング

最初のカウンセリングではミラドライの説明や施術後の注意点、想定される経過等をご説明いたします。解らないことや説明以外で聞きたかったことなどがあればご質問ください。
※ミラドライ治療は局所麻酔を注射するため麻酔へのアレルギー等がある方、また以前に手術等の既往がある患者様は行えない場合があります。また妊娠中の方、ペースメーカーなどの体内留置電子機器を使用している方、酸素補給が必要な方は治療が受けられませんのであらかじめご了承ください。
ヨードテスト
ヨードテストとは汗が発生している箇所が黒く反応する判別検査です。
マーキングシート

発汗する場所と毛のある場所に基づいて、治療用テンプレート(位置決めマーカー)が選択されます。
一時的なマーキングをする薄い紙が脇の下に当てられます。
アルコールを含ませた綿で、マーキングが皮膚に移るようにします。
完全に移ったら、薄紙をはがして、マーキングを完了します。
麻酔を注入し、ミラドライのハンドピースをあてて照射していきます。
※施術前は事前にワキ毛を剃って頂く必要があります。
麻酔

麻酔薬を脇の下に複数箇所注射します。痛みはあまり感じません。
注射が完了したら、5~10分待って照射を開始します。
照射
マーキングシートによって定められた位置にミラドライを合わせて照射していきます。
具体的には以下の工程を繰り返し行います。
1.脇の下へハンドピースをあてます。
2.吸入が作動し皮膚をやさしく吸い上げます。
3.皮膚組織を安定させ、マイクロ波が送られ汗腺を破壊していきます。
4.30-40秒後に、別の場所にハンドピースを移動させて、次の照射を行います。
脇の大きさにもよりますが、通常は20分以下で片側が終了します。
アフターケア

施術後は約15分治療部位を冷却して終了となります。
麻酔が切れた後の痛み・違和感は個人差がありますので気になることがありましたら随時ご報告ください。適切にご対応いたします。
※数日間の激しい運動はお控え下さいますよう、お願い致します。
ミラドライ - 施術料金
施術名 | 回数 | 定価 | キャンペーン 11月30日まで |
備考 |
Mira Dry(ミラドライ) | 1回 | ¥450,000 | ⇒ \350,000 |
ピアス - 自費治療
ピアスは決してご自身やショップであけることなく、当院へまずご相談ください。
無痛麻酔で痛みもなく、安価で素早く対応します。
※詳しくはピアスセンターホームページをご覧ください。ピアスセンターと同じ料金です。