治療の実際
1992年に日本で初めて臨床に応用されてからすでに18年が経過しました。
従来の保存的治療では、炎症を改善できても圧迫を改善することができませんでした。
レーザー治療は切ることなく椎間板をレーザー光で焼くことによって椎間板の容積を減らし、神経への圧迫力を改善する画期的な方法です。
しかし、すべてのヘルニアに効果があるわけではなく、症状やMRI検査などを参考にしてレーザー治療が適切かどうかを判断します。
どこを焼くのでしょうか?

レーザー光で焼くのは飛び出している部分の髄核ではなく、線維輪の中に収まっている髄核の中心です。
焼けた分だけ容積が減るために、二次的に神経への圧迫が改善します。
その後のMRI検査で実際にヘルニアがへこんでしまうことはほとんどありませんが、圧力の減少により症状が改善しています。
手順

- まずX線透視下にヘルニアの出ている椎間を確認しマーキングをします
- 周囲を消毒します
- レーザーファイバーを通すためのガイド針を穿刺するところの皮膚に局所麻酔をします
- X線透視下にガイド針を目的の椎間板へ挿入します
- ガイド針よりレーザーファイバーを挿入し約10分間レーザーを照射します
- 蒸散(焼けて蒸気が出ること)が始まったら終了です
レーザー治療後翌日から日常生活は可能ですが、スポーツや筋力トレーニングなどのリハビリは一ヶ月間できません。
またその後ゴルフや過激なスポーツをしたい場合は、しっかりと背筋、腹筋などの筋力を強化することが大切です。
再発の可能性は生涯0にはならないことを肝に銘じてください。
レーザー治療にかかる費用は消費税を含めて41万円です。



