Dermatology一般皮膚科

一般皮膚科一般皮膚科

皮膚疾患全般の診療を行なっておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

皮膚科顧問医師、安積輝夫先生の診察日はこちらからご確認ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はかゆみのある湿疹を繰り返す疾患(皮膚炎)であり、患者様の多くはアトピー素因を持っています。
アトピー素因とは、1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、あるいは複数の疾患)、または 2)IgE抗体を産生し易い素因のことです。(日本皮膚科学会より)
湿疹ができやすい部位としては、個人差がありますが、顔、耳や首回り、わきの下やひじの内・外側、ももの付け根、ひざの表・裏側などに多くみられます。
治療には色々な選択肢があり、当院では個々の症状、生活環境、ライフスタイルに対応した治療方法を患者様にご相談しながら選択します。

湿疹(しっしん)

湿疹(しっしん)

生活の中で身近な皮膚疾患である湿疹(皮膚炎)は、皮膚科では最も多くみられる疾患のひとつです。
湿疹の種類には、ちいさなぶつぶつや、強いかゆみ、赤みを伴うものなど様々あります。数日から1週間以上症状が続きます。治療せずに放っておくと症状が長引きます。
皮膚には身体を守るバリア機能があり、外の刺激「紫外線、ハウスダスト、花粉、ウイルス」等からを守ってくれています。
しかし、バリア機能で防ぎきれずに侵入してきた刺激や、特定の原因物質による刺激から守るために、過剰に免疫反応が起こると、炎症やかゆみが発症します。
間違った軟膏(薬)を使用すると、かえって悪化してしまうことがあるので注意が必要です。正しい治療を早期に行うことが早期改善に繋がりますので、当院へご相談ください。

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)

湿疹と蕁麻疹は、どちらも「かゆみ」を主な症状とするのでよく似ていますが、原因や治療方法は異なります。
蕁麻疹は、皮膚の一部が赤く盛り上がりかゆくなるのが特徴です。ほどんど、1時間から2時間ほどで症状は治ります。原因は食べ物、食品添加物、薬剤、植物、虫、感染症、運動、発汗など様々あります。食物のサバ、アジ、カニ、エビ、そばなどが原因のアレルギーによる蕁麻疹はよく知られています。また疲労やストレスは、蕁麻疹を悪化させる事があります。
蕁麻疹の治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が有効なので、早めに当院へご相談ください。

いぼ

「いぼ」とは皮膚から盛り上がっている小さなできもの全般を指す呼び名です。
いぼの原因は、「ヒトパピローマウイルス」などのウイルスの感染が原因のいぼや、加齢、紫外線などが原因のいぼなど、様々なものが考えられます。原因によっては見た目や伴う症状などに特徴があります。ほとんどが良性のものですが、感染率が高いものや再発・転移しやすいものもありますので、早めに受診しましょう。

赤ら顔(酒渣)・赤あざ

赤ら顔の「赤み」は、皮膚の毛細血管が拡張し透けて見える状態です。原因は様々あり、にきびの炎症、アルコールやたばこ、カフェインなどの刺激物の摂取、気温差、洗顔のしすぎによる血流量の増加などがあります。
軽度のものであれば、上記のものを見直したり、漢方を服用したりして治療を行います。重症の場合は、血管病変治療機のVビームⅡで治療を行います。VビームⅡは保険承認機なので、保険適応の疾患であれば、健康保険で治療が可能になります。

乾癬(かんせん)

乾癬とは、皮膚が少し盛り上がった赤い湿疹に、銀白色の乾燥した角質が付着しているものです。乾癬の患者様の約90%位がこの症状です。(尋常性乾癬と呼びます。)他人には感染しません。
詳しい原因はまだ分かっていませんが、免疫細胞の異常によって、発症部分の肌のターンオーバーが異常に早い、異常増殖となってしまっていることが分かっています。

紫外線治療について詳しくはこちら

掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらや、足の裏に、無菌性膿疱(むきんせいのうほう)と呼ばれる膿のブツブツができるのが特徴です。そのまま放置すると治ったりできたりを周期的に繰り返します。小さな水ぶくれになり、膿疱(のうほう)に変化し、発症時はかゆくなることが多くあります。その後乾燥してかさぶたになり、皮膚の一番上の薄い層が剥がれ落ちます。
治療には主に外用療法を行います。また紫外線治療も効果的です。

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白斑(尋常性白斑)

白斑(尋常性白斑)

皮膚の一部の色素が脱色され白くなってしまう疾患です。尋常性白斑の原因は、自己免疫の異常や遺伝子の変異、生活習慣、ストレスなどの関係性などが言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。徐々に白斑が広がることも多く、頭部・顔面・首・腕・手などの露出部位などに多く発症します。痛み(疼痛)、痒み(掻痒)などの自覚症状はなく、他の人にうつることはありません。治療には主にステロイド外用療法を行います。また紫外線治療も効果的です。

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にきび

にきび

にきびは、皮脂量が増加する、思春期ぐらいから現れるお肌トラブルですが、大人になってからも男女問わず、お肌の悩みで多いのがにきびです。オイリー肌が原因だと言われていますが、「ストレス」や「食生活の乱れ」「ホルモンバランスの乱れ」なども要因になります。

大人にきびは口回りやあご、おでこ、頬、こめかみ、髪の生え際、背中などにみられます。治療方法は症状の段階や原因を見極めることが重要になります。当院では最適な治療方法をご提案させていただきます。

その他の疾患

紫外線療法(光線療法)

白斑、乾癬など各種皮膚疾患を治療する全身型紫外線治療器:フォルダライト(R)Ⅲ

フォルダライト(R)Ⅲ

フォルダライト(R)Ⅲは、白斑、乾癬など各種皮膚疾患を治療する全身型紫外線治療器です。
100WのナローバンドUVBランプを32本装着した立体型照射器であるため、全身にわたる病変部を一度に治療することができます。
通常、紫外線治療では週に2~3回の通院が必要ですが、セッション1回当たりの治療時間は3~5分です。

全身型
全身性の適応皮膚疾患の治療に適しています。
病変の無い部位は、衣服を着用したまま、或いは遮光布で覆ったまま照射を受けるとUVの影響を受けません。
様々な安全機能
フォトセンス(R)コントロール:最大治療時間が設定されているため、過剰照射リスクを軽減します。
何らかの異常があった場合、すぐに照射を停止できるスイッチが機器内部にも付いています。
ドアが開くとランプが消灯するため、外部へのUV漏れを最小限にとどめます。
適応疾患
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、尋常性白斑、類乾癬、菌状息肉症、強皮症、その他の難治性皮膚疾患

白斑や乾癬などを治療するターゲット型UVB照射器:VTRAC(ヴィトラック)

VTRAC(ヴィトラック)

ヴィトラックは、白斑や乾癬などを治療するターゲット型UVB照射器です。
病変部にだけピンポイントで治療できる上、他の光線療法(PUVA、ブロードバンドUVB、ナローバンドUVB)や内服薬、外用剤とも併用できるのが特徴です。
治療効果を感じられるまでの時間が短い、かゆみがおさまるのが早い(乾癬の場合)、副作用のリスクがすくないなど、期待の最新紫外線治療です。

  • 他の治療と
    併用可能
  • 効果の
    実感が
    早い
  • 副作用の
    リスクが
    少ない
ターゲット型
病変部にのみUVBを照射する、ターゲット型です。 UVBを広範囲に照射すると、正常部位への色素沈着や発がん性の リスクの心配がありました。 ヴィトラックの場合、UVBが照射されるスポットサイズは6.1cm×3.1cmと小さく、 正常部位へのUV曝露が少ないのが特徴です。
高輝度
光を照らすと、光の先はだんだんと弱くなります。弱い光をいくら照らしても遠くまで届きませんが、強い光なら一瞬であっても遠くまで照らすことができます。
高輝度の光で、ワンショットごとに深くまで光がしっかり届きます。
ヴィトラックの適応
  • 尋常性白斑
  • 尋常性乾癬
  • 掌蹠膿疱症
  • 扁平苔癬
  • 類乾癬・菌状息肉症
  • 皮膚T細胞リンパ腫
  • 円形脱毛症
  • 強皮症
  • アトピー性皮膚炎
ヴィトラック Q&A
痛みはありますか?
まれに、ちりちりとした感覚がありますが、痛みはほとんどありません。お子様や年配の方でも安心して受けていただくことができます。
どんな治療?
ヴィトラツクで治療する部位を決め、正常部位を保護しながらハンドピースをあて、光をワンショットずつ照射していきます。従来の全身型治療と違い、疾患部をピンポイントで照射するため、短時間で治療できます。(疾患の面積により時間は異なります)
どのくらいのペースで治療を受ければいいですか?
症状によつて治療回数は異なりますが、週2~ 3回のペースで継続すると良いでしよう。数回の治療でかゆみがおさまる、色素が出てくるなど、実感される方もいらつしやいます。
今、他のUVB治療も受けています。
他のUVB治療も含め、内服薬や外用剤とも併用できます。詳しくは、医師にご相談ください。
ヴィトラックはどんな人に向いた治療?

ターゲツト型治療器のヴィトラックは、下記のような方におすすめです。

  • 全身型治療器では光が当たりにくい部位、または影になる部位に疾患のある方
  • 従来の治療効果がそれほどあらわれていない方
  • 疾患の面積が小さい方

わきが・多汗症治療:ミラドライ

わきが・多汗症治療:ミラドライ

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